
勝本美帆
Katsumoto Miho
設計部(プール設計)
芸術学部 メディアアート学科卒
2020年 中途入社
オペレーターから、こだわりを追求するクリエイターへ
これまでに戸建住宅・マンション・店舗・学校など、さまざまな建設施工の作図に携わってきました。幅広い建築物の図面を手がけましたが、言われたことをこなすオペレーターとしての仕事に物足りなさを感じていました。1つの分野に特化し、積み重ねた経験と能力を発揮したい。自らアイデアを出して、モノづくりがしたい。何年か働くなかで、そう考えるようになりました。プールへの高い関心はなかったのですが、当社へ派遣として仕事に携わったことをきっかけに、プールというニッチなものづくりに新たなやりがいと魅力を感じました。2020年7月から正社員として働いています。

優雅なホテルのプールを設計して、特別な空間を演出する
現在は、学校、ホテル、スポーツ施設などのプール設計/設計変更業務を行っています。学校プールの基本的な設計を学んだ後、ホテルプールのような曲線を描いた複雑な形のプール設計に携わるようになりました。完全オーダーメイドなので、技術本部との打ち合わせも大切な役割となります。主に使用しているソフトはJw-cadで、たまにAuto-cadも使っています。設計する上で必要になる構造計算にはExcelを使っています。また、学生時代にグラフィックを専攻していたこともあり、SketchUPを使っての3D作成も行っています。
この仕事の魅力は、未来の町づくりや人々の身近な生活づくりに貢献できること。プールは教育、健康、娯楽など、さまざまな楽しみ方があります。子どもから高齢者まで幅広い世代に向けたプールをつくるため、大きなやりがいを感じます。ここ数年、ホテルのナイトプールが注目を浴びていますが、付加価値の高いプール付きホテルはさらに進化を遂げようとしています。クリエイティブな仕事だからこそ、毎回違うものを設計していくことに面白さがあります。プールが完成したときの感動や達成感はたまりません。例えば、ホテルの最上階から都内の景色が一望できるプールの設計に携わったときは、イマジネーションを広げることで、いろんなアイデアが生まれました。お客さまから高い評価をいただいたときは、揺るぎない自信につながりました。

キャリアに磨きをかけて、プールに集まる人を笑顔にしたい
両親と旅行で訪れた場所のすぐ近くに、わたしが設計で携わったプールがあります。有名なホテルで、実際に使われているプールを両親と一緒に見ることができました。水が張られて光り輝いているプールはとても美しく、実際に泳いだときに何とも言えない心地よさを感じました。はじける笑顔、リラックスした表情…。プールを利用している人たちを目の当たりにして、心が熱くなりました。いつも仕事で頑張っていることが身近に感じられて、とても感動したのを覚えています。自然豊かなところや、温泉、美味しいもの巡りへ行くことが趣味なので、新しく自分が携わったプールを訪れたいと思いました。近い将来、海外の方も訪れに来るような日本屈指のインスタ映えするプールや、新しい流行を世界へ発信するようなプールの設計をしてみたいです。設計部門は、もとからプールの専門知識や設計の高度なスキルを持つ人はいませんでした。経験がなくてもアイデアを生かして特別な空間をつくりたい。そんな意欲あふれる方には活躍のチャンスが広がると思います。
ある日の一日
- 8:50
- 出社
- 9:00
- デスク周りの掃除
- 9:15
- 一日の業務内容確認
- 10:00
- 上司や営業担当者と社内打ち合わせやメールでのやり取り、新規設計/設計変更作業等
- 12:00
- お昼
- 13:00
- 午前業務の続き
- 17:30
- 業務内容の記録
- 17:45
- 退社